サブカテゴリー：PROGRESSIVE ROCK　(149件)

• PETER HAMMILL
• SITTING TARGETS

緊張感溢れるタイトなバンド・アンサンブルも秀逸な81年作！

独特のリズム感で刻まれる清涼なギター・リフの空気感と、ヴォーカル・コーラスが見事に溶け合っていく「SIGN」のサウンドは最早、芸術的！ハリのあるビートに強烈に掻き毟るギターに痺れそうな「MY EXPERIENCE」、「GLUE」でのディレイを駆使して作り出される圧倒的空間にはトリップ感も有り！

• CURVED AIR
• PHANTASMAGORIA

初期最高傑作3RD！

幻想的な前半部から一転、ヘヴィーなうねりを見せていく「MARIE ANTINETTE」、メランコリックでアコースティックな小品「MELINDA (MORE OR LESS)」、小鳥のさえずりのようなスキャットと管楽器を多用したワルツ・ジャズ・ロックなアレンジ、キュートな電子音も心地良い「NOT QUITE THE SAME」、マリンバとエレピの妖艶な響きに心奪われる「OVER AND ABOVE」等、ソーニャ・クリスティーナの幽玄なヴォーカルとヴァイオリンの響きが幻想的な雰囲気を醸し出す英国プログレッシヴ・ロック！電子変調されたヴォーカルにテープ・コラージュを施した音響作品「WHO SHOULDER ARE YOU LOOKING OVER ANYWAY」も素晴らしい。

• GONG
• YOU

ROVO好きも必聴！サイケデリック・ダンス/スペース・ロックの最高傑作！

スペース・オペラ『RADIO GNOME INVISIBLE』の第三幕74年発表の5TH！トライバルなビートとコズミック・シンセがウネる「MASTER BUILDER」は中盤からモロにROVOなサウンドに。電子音が飛び交う前半部からスパークするバンド・アンサンブルがすさまじい壮大曲「A SPRINKLING OF CLOUDS」、ネタっぽい空気感がヤバ過ぎるスペイシー・ジャズ・ファンク「THE ISLE OF EVERYWHERE」、ポストパンク/ニューウェイヴ・ファンク好きも聴くべき「YOU NEVER BLOW YR TRIP FOREVER」など素晴らしい内容です！

• DANA GILLESPIE
• WEREN'T BORN A MAN

デヴィッド・ボウイが手掛けた「ANDY WARHOLE」収録の74年作！

60年代にはガールズ・ポップ傑作「YOU JUST GOTTA KNOW MY MIND」などDECCAにも数枚のシングルを発表している、DANA GILLESPIEのグラム/パブロック/プログレ期のソロ・アルバム。愛人関係にあったデヴィッド・ボウイの楽曲で、ミック・ロンソンと共にプロデュースを手掛けた「ANDY WARHOLE」が収録されていることで知られる一枚ですが、タイトル曲「WEREN'T BORN A MAN」はサックス、エレピがメロウに響く、大人のグルーヴ。アタマにドラム・ブレイクありのグラム/パブロック調「ALL CUT UP ON YOU」もファンキーですよ。シンセこそ入っていますが、柔らかくピュアなヴォーカルが堪能できるフォーク・ロック調の「ETERNAL SHOWMAN」や「WHAT MEMORIES WE MAKE」、組曲形式のプログレ・フォーク「STARDOM ROAD PARTS I & II」などを収録。

• CARAVAN
• BLIND DOG AT ST.DUNSTANS

A.O.R.やTHUNDERCAT好きにもオススメのポップな76年作！

デイヴ・シンクレア再脱退後の76年作。プログレ好きには？な作品ですが、純粋に良質なポップ・チューンがぎっしりのニッチな良作。軽快なサウンドにのって爽快そのもののメロディーが伸びやかに広がる冒頭の「HERE AM I」、伸びやかなメロディーとフルートの心地良いフレーズが印象的なメロウ・ナンバー「ALL THE WAY」などを収録。

• CANIS LUPUS
• II

和製キング・クリムゾン！

『FOOL'S MATE』初代編集長でもあった北村昌士がYBO2を経て、川上慧二郎(JOY)、箕輪政博(人民オリンピックショウ、イル・ボーン)と結成した和製プログレッシヴ・ロック・グループ！
クリムゾン愛に溢れ、イエス「HEART OF SUNRISE」をも彷彿させる「G.T.O」は必聴！敏捷性に長け、パンキッシュなニューウェイヴ・ファンクとしても◎な「THEN SHE COMES WITH SPIDERS」、「THE ARK / 方舟」もスリリング！全6曲入りのミニ・アルバム。

• ALLAN HOLDSWORTH
• VELVET DARKNESS

元SOFT MACHINEギタリストのファンキー・ジャズ・ロック！レアグルーヴ的にもカッコイイです！

元SOFT MACHINEのギタリストALLAN HOLDSWORTHのジャズ・ロック～フュージョン作！スペイシーな雰囲気でメロウにうねるジャズ・ロック「VELVET DARKNESS」、ドラム・ブレイク入りでクラヴィネットが暴れ回る「GATTOX」、ダークで妖しい雰囲気の中でヴァイオリンが漂うファンキー・トラック「KARZIE KEY」は、プログレ～ジャズ・ロックでありつつ、レアグルーヴ的にも評価したいカッコよさ！

• PINK FLOYD (O.S.T.)
• MORE

クラウト・ロック好きも必聴！トリップ感も併せ持った当時のサイケデリック・カルチャーを描く傑作！

サバービアにも掲載された、当時のサイケデリック・カルチャーを描いた歴史的傑作「MORE」のサントラとして製作された69年作品！幻想的なトリップ感に包み込まれる究極のインスト「MAIN THEME」絶望的なまでにはかなく囁かれる「GREEN IS THE COLOR」や「CYNBALINE」はアシッド・フォークやフリーフォーク・サウンドにも通ずる至高の美しさです。以降のスタイルを確立した本作こそ傑作！

• KING CRIMSON
• ISLANDS

メランコリックな第二期クリムゾンの到達点！

第二期キング・クリムゾンのスタジオ・アルバム最終作となる4TH。後にバッド・カンパニーを結成するボズ・バレルのヴォーカルは物悲しささえ憶えるとびっきりの美しさ！「FORMENTERA LADY」や「PLERUDE : SONG OF THE GULLS」、「ISLANDS」は涙が溢れるほどに美しい！「SILOR'S TALE」や「THE LETTERS」ではフリーキーなサックス～メロトロン、ロバート・フリップの強靭なギターがもたらす巨大な音渦に飲み込まれます。

• EMERSON, LAKE & PALMER
• TRILOGY

英国プログレ名盤4TH！D.I.T.C.ネタ「THE ENDLESS ENIGMA」収録！

三部構成のドラマティックな展開で繰り広げられる「TRILOGY」のコズミックなアンサンブルは未体験の方なら誰もが衝撃を憶えるはず！フォーキーにこみあがる「FROM THE BEGINNING」、コミカルなセンスが見え隠れするポップなインスト「HOEDOWN」、「THE ENDLESS ENIGMA」の中に散りばめられた鍵盤フレーズはD.I.T.C.「WHERE YA AT」ネタにもなりました！ヒプノシスによる幻想的アートワークも秀逸！